現行つき型の幅18mに対して30DXは16mとはいうが、これらは「船体最大幅」の値
であることを念頭に置いて両者の船体形状を比較して欲しい

艦船の水線部は中央後ろ寄りで最大幅となり艦尾に向かって緩やかに絞られる
現行の護衛艦はその水線部形状そのままに立ち上がって艦尾が絞られる形状となる
しかしDXの船体後半は水線の上で段差がついていて、水線が絞られても水上の
船体はそのままの幅(あるいはよりゆるやかな絞られ方)で最後尾まで続いている
つまり「30DXの艦尾幅や容積は既存艦に劣らないかむしろ逆に大きい」わけで
艦尾にアレコレ装備する余地は意外とある