どうしてこんなに強く「自己責任」の国になってしまったのだろう。

印象論だけど、日本の場合、自己責任を求めるといってもそれ自身が求めらいるのではなく、「そうしないとすぐ甘えるやつが多いから」という防衛的な理由で求められている気がするのよね。
それが結果として弱者の厳しい社会を作っている。問題の根幹は、社会の甘え体質、タカリ体質にあるのではないか。

そしてその体質は、官民問わずじつに深く浸透していて、政治家が国にたかり、正社員が企業にたかるだけではなく、独立のはずのアーティストや研究者やベンチャー経営者でさえいつもたかり(補助金)の話ばかりしていて、
いかにうまくたかったが自慢になったりする。そしてたかれないと強烈に嫉妬する。


日本が弱者に優しい国になるためには、まずそんなタカり体質を変えねばならないのではないか。そんな風に思います。