とは言え、稲田氏にも問題がないわけではない。思想が近いと思われる産経新聞ですら、最近、稲田批判を強めている。21日付紙面にも以下の記事が出ていた。
 [稲田氏の言動 混乱招く

 学ぶ姿勢欠ける
 弁護士としての自負が強く、報告では法的根拠の説明を求めた。多くの憲法学者が自衛隊を違憲と見なす中、
法令解釈の実務も背広組に委ねてきた制服組幹部には、さらに不満が募った。「あなたたちは司法試験にも受かっていない」と言い放たれた幹部もいた。
 稲田氏も制服組に不信感を募らせていた形跡がある。制服組幹部のインタビューが新聞に掲載された際は「私の答弁は応答要領でがんじがらめにされているのに、
なぜ制服組が自由に話せるのか。文民統制はどうなっているのか」と周囲に不満をぶつけたという。
 安全保障に疎いことは自身も認めていたが、先輩から学ぶ姿勢にも欠けた。自民党の国防族議員と関係を築けず、重鎮にぞんざいな口をきいて激怒させた。
森本敏元防衛相ら防衛省政策参与3人は昨年末、そろって辞任。「稲田氏が煙たがった」(防衛省幹部)との見方がもっぱらだ。


普通に稲田はダメ大臣でしたね