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大学で留年して二度目の二年生をやってた時にアニメ研関係の知人から
『女の新入生の面白いのが来たぞ見に行こう』
と言われて見に行ったのがファーストコンタクトだ。

下宿にじゃリン子チエが全巻有るとかいうので知人と一緒に読みに行ったりしていた。
壁にエルガイムマークIIのポスターが貼ってあったり。
そのうち行くのは俺一人になった。

当時俺は別の眼鏡小柄巨乳ちゃんに片思い中だったのだが、
『友人がその人と同じ下宿なので情報収集します』
とか協力的だった。行動時間とか行動範囲とか。
#結局その情報は活用できなかった。

それで下宿に入り浸ってマンガ読んでるうちに小柄眼鏡巨乳ちゃんより現女房の方がいい、すばらしいと思うようになった。
んで大学3年の冬についに押し倒したら、

『初めて会った時からずっと好きでした』

と言われたので、直ちに結婚を申し込んだ。

あと一年で卒業して離れ離れになるのは嫌だというので親を騙して大学院に進んだりとか、
就職して九州と神戸に離れ離れになった間は毎日テレカ1000円分電話してたとか、
これを逃せばもうあとは無い、となった時の俺はかなり頑張れるのだと知った。

なお10年くらい前に、俺のどこがそんなに良かったんだと訊いたら
『今となっては私にもわからない』
という回答だった。