>>104
フランスのインドシナ植民地解体を目的とした明号作戦で、ベトナム・ラオス・カンボジアの三ヶ国は、終戦直前からフランスより独立している。
この独立は口先だけではなく、日本は軍政を敷いたりせず、恐る恐る伺いを立ててくる現地政府に対しても、独立したのだから自分たちで決定して行動するよう伝えている。
……その結果、ラオスやカンボジアは、自国の有力なベトナム人、ベトナム系政治家などを追放したりと、いきなり対立を始めて、日本軍が往生していた。

ベトナムでは、ホーチミン率いる共産主義勢力にも協力を呼びかけていたが、ホーチミンはOSSの下請けもしていたので、独立政府参加はなかった。
後になって分かった事だが、敗色濃厚な日本に協力したら、終戦後に敗戦国扱いされかねず(実際にフランスは戻って来た)禍根を残すと、協力を拒否したそあな。