>>16
北朝鮮の「火星14」の二回の試射ではハッタリ目的で飛距離を稼ぐため模擬弾頭を
搭載せず弾頭が空のまま撃ったのでしょう。ミサイル外壁のアルミ合金の板とせいぜい
断熱材くらいだと思います。
ただし、本当に核弾頭を搭載する場合は装甲ではないですが、プルトニウム原爆弾頭で
厚さ5cm程度の鋼鉄の外殻が使われ、ガン・バレル起爆のウラン原爆弾頭で厚さ20cm
以上の鋼鉄の外殻が使用され特に前面は厚さ30cm程度の鋼鉄外殻が使われる可能性が
あります。現在の北朝鮮の標準化核弾頭はガン・バレル起爆ウラン原爆弾頭と思われます。

しかし、北朝鮮の「火星14」ミサイルも日米の迎撃ミサイルも秒速3000m以上で飛行する
のでマトモに衝突すれば厚さ30cm程度の鋼鉄外殻でも容易に破壊されます。しかし、
カスル程度だと破壊されない可能性もありますが、その場合でも核誘爆するか核爆発不能
になるかする可能性が高いでしょう。