「火星12」・「火星14」のロケット・エンジンがウクライナの技術に由来しているとしても、
北朝鮮がウクライナからロケット・エンジンを輸入したのか、それとも、技術者ヘッドハントや
設計図入手により北朝鮮国内で自製したのかで危険度は大幅に異なる。

もし仮に、北朝鮮国内で自製できずにウクライナからの輸入に頼っているならば、
既に輸入したロケット・エンジンの個数しか「火星12」・「火星14」ミサイルは保有できない。
その場合は今後の密輸さえ防げれば脅威レベルは比較的低い。

この際、ウクライナの責任問題を置いといて、ロケット・エンジンという物の密輸だったのか
技術不正流出だったのか解明すべきだ。