【2017選手権最弱展望番記者座談会】

記者A 初戦の相手に大阪桐蔭を引いた米子松陰が頭一つ抜けている。
    鳥取予選4試合で4失策と派手さはないが、最弱の栄冠に向け視界は良好だ。

記者B 対抗馬は北関東の雄、土浦日大でいいだろう。
    地区大会初戦で無名公立校にコールド負け寸前まで行った実力は侮れない。
    予選7試合で失策12、30失点とディフェンス面での破壊力は圧倒的だ。

記者D この2校を追うチームは?

記者E 明桜と京都成章はともにエースが予選で消耗したのが明るい材料。
    試合序盤で崩れれば一気に候補に躍り出る。

記者C 滝川西、日本航空石川、坂井は好投手を擁するのが不安材料。
    打線はチーム打率2割台と充実してるが、野手陣のエラーなどの援護が不可欠だ。

記者D 早稲田佐賀と聖心ウルスラは弱豪同士の残念なカードとなったね。

記者B 両チームとも予選で目立った数字はないが甲子園経験の少なさから十分上位を狙える。

記者A 名前から最弱臭がするおかやま山陽、三本松はどうだろう?
    
記者E 投手力がいいのが気にかかる。それでも県勢が連敗中なので期待がもてる。
    
記者C その三本松の相手の下関国際もいい。
    春先に失踪した実績のあるエース植野がマウンドから脱走しないか注目だ。

記者B 開星も島根県勢初の王座を狙える位置にいるね。

記者A 「失点しても取り返す」というチームのモットーに最弱王者の雰囲気がある。
    花咲徳栄打線が爆発すれば島根県民の怒りも爆発するんじゃないかな?