諸君 私は戦争を 地獄の様な戦争を望んでいる。
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君。
君達は一体 何を望んでいる?
更なる戦争を望むか?
情け容赦のない 糞の様な戦争を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な闘争を望むか?
> クリーク クリーク クリーク
> 「 戦争!! 戦争!! 戦争!! 」

よろしい、ならば戦争だ。

我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ。
だがこの暗い闇の底で半世紀もの間 堪え続けてきた我々に ただの戦争では もはや足りない!!

大戦争を!!。一心不乱の大戦争を!!。

我らはわずかに一個大隊千人に満たぬ敗残兵にすぎない。
だが諸君は 一騎当千の古強者だと私は信仰している。
ならば我らは 諸君と私で総兵力100万と1人の軍集団となる。

我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう。
髪の毛をつかんで引きずり降ろし 眼を開けさせ思い出させよう。
連中に恐怖の味を思い出させてやる。
連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる。

天と地のはざまには 奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる。

一千人のマゾモナーの戦闘団で世界を燃やし尽くしてやる。
「最後の大隊 大隊指揮官より全空中艦隊へ」
第二次 大陸打通作戦状況を開始せよ。

征くぞ、諸君。