>>27
>日米韓って、どうして確実な核(命)の脅威があるのに
>目先の軽傷程度苦にして、北爆撃しないの?


緊急的必要性の認識と戦争の困難さの認識によるだろう。

以下の理由により、緊急の必要性を認識できていない者が多い事が原因の側面だ。

一つは、日米韓で脅威に晒される時期が大幅に異なり、日韓は約10年後かもしれないが
アメリカは本格的脅威に晒されるのは約50年後で当分は北朝鮮から先制攻撃される
可能性が低いという大きな時間差による脅威の実感が異なる事だ。
他の理由として、確率的に100%の脅威ではなく、金正恩が早死にすれば幼い娘が
跡を継いで内乱が起きる可能性が高いため、北朝鮮の独裁体制継続確率が60%程度だと
いう事。
更に他の理由として、北朝鮮に対する無知による北朝鮮がマトモな核保有国になる
かもしれないという期待と「正常性バイアス」だ。
また、ミサイル迎撃が今後も進歩し核ミサイルは迎撃できるだろうという楽観だ。
さらに、日本が防空壕整備されてなく北朝鮮が大深度防空壕が整備されている現実を
認識できていない事だ。

逆に、戦争の困難さについてはアメリカは認識しており、韓国の首都のソウルが北朝鮮の
国境に近く防空壕が整備されてるとはいえ、長期の防空壕生活が困難で、ソウル市民の
被害が大きい事。
北朝鮮は大深度防空壕が整備されており、単純な空爆では制圧できない事。
地上戦をして泥沼化すればアメリカ兵の死傷者が容認できない規模になる事。
韓国の文在寅が非協力的で韓国の出兵が期待しにくい事や日本が憲法上の制約から
出兵期待しにくい事で、脅威が時間的に日韓より遠いアメリカが単独地上戦出兵は
アメリカ国民の理解が得にくい事。
アメリカとしても内外世論から核兵器先制使用や北朝鮮人皆殺しや日本・韓国の見殺し
に理解が得にくい事。