このスレのタイトルの「ミサイル防衛」のミサイルは弾道ミサイルの意味なので
スレチだと批判されるかも知れませんが、広い意味で敵のミサイルからの日本の国防に関する問題なので
質問を許して下さい。

その質問というのは、先日、打ち上げに成功した準天頂衛星みちびきの運用の権限の所在についてです。
米国のGPSの民間用信号はかなり大きな位置誤差がありますし、有事には米軍が民間用信号の位置精度を
更に落とすとされていますが、民間用GPS信号をみちびきの信号と共に使うと位置精度はセンチメートル単位と
なるとされています。

問題は、みちびきの信号のレシーバーは民間用に公開されるので、日本でのセンチメートル単位の測位手段は
共産チャイナや北朝鮮(や、彼ら以上に核を日本に落としたいと本気で思っているデーハン(恨)ミングック(大韓民国))の手に
渡ることは防ぎようがありません。

つまり、国防の観点からすると、我が国は敵国に国内の任意の目標をセンチメートル単位で測位し敵ミサイルを
その精度で誘導する手段を提供していることになります。

ですから有事でなくとも敵からの先制攻撃の可能性が無視できなくなった時点でみちびきの信号をOFFにせねば、
日本は敵からセンチメートルの精度で先制誘導ミサイル攻撃を喰らいかねないことになります。

というわけで、敵からの先制攻撃の可能性が無視できなくなった時点で、みちびきの信号を強制的にOFFにする権限を
自衛隊は持っているのか?というのが1番目の質問です。

さらに私が問題と考えているのは、センチメートルの精度での測位手段があれば、盲目の人々にとっては大いなる福音と
なり得ますが、そういうみちびきの信号ベースでの盲人誘導システムが社会に広まった場合、仮に上の質問の答えが
「自衛隊にはみちびきの信号を停止させる権限がある」であっても、突然の停止で盲人が混乱したり最悪の場合は位置の誤差で
盲人に死傷者が発生しかねない状況では、現実問題として自衛隊は信号を勝手に止められるのか?現実には無理ではないか?
(社会的な批判に耐えられなくなる)というのが第2の質問です。

要するに、以上の質問で何が言いたいかと言えば、みちびきは我が国にとって利敵性が極めて高く潜在的に非常な危険性を孕むと
いうことです。