>>183
デ・ハビランド社はモスキート以前にエアレーサーのDH.88コメットや主翼が合板製の旅客機DH.91アルバトロスなどの木製部品を使用した飛行機の製造経験があり他社の追随を許さないノウハウがあった

アメリカはわざわざ木製機を作る動機がない

接着剤はやはりネックでドイツがモスキートを真似た「フォッケウルフ Ta154」という双発夜間戦闘機を開発しているが、当初使用するはずだった接着剤工場が爆撃で被災したためにより劣った接着剤を使わざるを得なくなった
その結果試験飛行で主翼の接着剤が剥がれて墜落事故が起きたために生産計画はキャンセルされ、ごく少数の生産に留まってる

日本は資源の枯渇した大戦末期に木材を一部使用した特攻機「剣」や木製特攻機「タ号」を開発しているがいずれも量産前に戦争が終わってる