コンクリート船について質問です。
太平洋戦争において、日本は鋼材資源の節約のため戦前からコンクリート船について研究し、
戦争中期にはコンクリート船である武智丸級を数隻生産し、強度も上々、積載量低下も許容範囲であったとされ
昭和19年度の戦時造船計画ではコンクリート船の大量建造を盛り込んでいます。

にも拘らず、その後計画はどんどん縮小され、20年度にはコンクリート船増産計画は消滅、
結局コンクリート船は武智丸級で打ち止めになってしまいました。
強度もあり、積載量低下も左程ではなく、何より鋼材を節約でき、建造も容易という
戦時船舶にうってつけのコンクリート船である筈なのに、結局殆ど作られなかったのは何か理由があるのでしょうか?