橋下徹氏 安倍内閣を辛口採点「30点」…国民に正直になるべき

橋下徹前大阪市長が21日深夜にテレビ朝日系で放送された「橋下×羽鳥の番組」において、
第3次安倍改造内閣を100点満点中、30点と辛めに採点した。橋下氏は理由について
「国民に正直になるべき」として森友学園問題、加計学園問題、自衛隊の日報提出問題についての政府の対応をあげた。

番組では「コメント力ナンバー1決定戦」として、橋下氏との「コメントバトル」と企画を実施。
安倍改造内閣を100点満点で採点し、その理由を1分間でコメントすることが求められた。橋下氏は
「当初は60点でしたが今は30点」と改造当初よりも評価が下がったことを述べた。経済面では
「良くなりつつあります」とした上で橋下氏は
「やはり森友学園問題、加計学園問題、自衛隊の報告書問題。これは大きな問題です」と切り出した。

「テーマは大して大きくない」とし、しかし橋下氏は
「日本政府の組織の体質の問題です。政府というのは国民に対して正直でなければならないし、
疑念を持たれた時はそれを払拭(ふっしょく)するために一生懸命説明しなければならないと思っています」
と一連の問題における政府の対応を批判。橋下氏は
「安倍さんが内閣改造をやった直後、国民の皆さんにお詫びをして反省して、これから真摯(しんし)に説明していくと。
あの宣言は良かったと思うのですが、具体的な行動が伴っていません」と指摘。

「陸上自衛隊の問題は第三者委員会を開くべきだし、加計学園問題については事業者選定をやり直すべき。
森友学園問題については敷地にゴミがあるかどうか、確認すべきです。
国民に正直になるべきです」と“正直”という言葉を再び使って締めくくった。

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