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■日本企業にないスピード感

フィルテックの古村のように、日本の中小企業もできれば日本の電機大手と組み、
エレクトロニクス産業の技術的な底上げに貢献したい気持ちは持っている。
しかし、成長著しい韓国メーカーと組めば、時には世界標準規格に採用され、
世界市場に打って出る機会に恵まれることもありうる。
しかも、韓国企業と付き合いが始まると、意思決定の早さにどんどん引き込まれていく。

「決裁権を持つ役員クラスが韓国から飛んできて、その場で決断して日帰りする。
議論を持ち帰って返事がなかなか帰ってこない日本企業と大違いだ」
東京工業大発のベンチャー企業、ゼタ(横浜市)の社長、高橋光弘は韓国企業の決断の早さに驚きを隠せない。

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXNASFK0903Y_Z01C12A1000000/