高高度を超音速で滑空するんで多段パルスロケットを使うんやな

高速滑空弾の要素技術の研究
事業の概要
島しょ部へ上陸する敵機動部隊に対して、高速かつ高い精度での島しょ間射撃を行い、
早急に敵部隊を無力化するため、敵SAM※1などで迎撃困難な高高度を超音速で滑空し、
GPS/INS※2等により目標へ正確に到達した後に搭載する弾頭機能により敵を攻撃
する高速滑空弾に関する要素技術を確立する。
所要経費
約100億円(平成30年度概算要求額。後年度負担額を含む。)
事業実施の時期
平成30年から平成34年度まで研究試作を実施し、平成32年度から平成36年度
まで試験を実施する予定である。

高機能ロケットモータ技術
高速滑空弾を滑空距離に応じて効率的に滑空させるためには、ロケットモータの
推力を最適するために多段パルスロケットや推力中断技術等が必要である。最近の
耐熱材料や構造計算を元に金属ケースとFRP※5隔壁によるパルスロケット技術や
当該技術を応用した小型軽量の推力中断技術を確立する。