自衛隊は莫大なミサイルを持ってるけど、ミサイルの誘導と追尾に手間とかねかかる

それこそもともとASMは射程50-100km級で戦闘艦を5分間
追尾して当てるって兵器だった。このため射程200-300km間も追尾しないといけないというのは現実性がなかった

ここで極論で衛星かAWACSの情報さえあれば打ってあてれる兵器だったからLRASMは長射程ミサイルとして成立した
また超音速ミサイルというのは100kmで100秒、300kmで5分と追尾時間を短縮でき、母機がSAMで攻撃されないから意味があった


つまるところ、F2などを使った対艦攻撃というのは将来的に長SAMや空母脅威化では有効性が下がる。
敵機やSAMの反撃懸念がある中で200-300kmまで接近して誘導間無防備になる戦法は将来的に意味がなくなる

そういう状況下で
・長射程対艦攻撃+諸島や敵の上陸部隊の橋頭堡を破壊する完全な威力がある
・長射程と、追尾母機の数、能力にssmの量数が制約されない=飽和攻撃が容易
・射程+能力+威力で諸島防衛で有効な接近拒否ができる
・久米島に配置する、ないし沖縄本島近海の安全距離から尖閣、石垣島を砲撃することができる
・陸のSSMの量的依存度を減らし、UAVなどの追尾照準機器の依存度を減らせる

あらゆる面で自衛隊の求めたミサイルでしいていえば射程450-500kmあたりまで引き伸ばせればもっと使い勝手いいなくらい

これがあれば、F2や攻撃機その他の依存度を減らせるからなんとしてもほしかった
また在来ASMはリスキーな戦法で将来的に有効じゃなくなる戦術、武器システムなので間違ってると思う