>>207 そののち、ビーチクラフト製の「ビーチジェット400」として販売が継続されていた1990(平成2)年、アメリカ空軍がT-1A「ジェイホーク」練習機とし
て採用すると、1990年代半ばから売れ行きを伸ばすようになりました。
三菱重工からの移譲後、ビーチジェット400は850機以上のセールスを記録し、さらにアメリカ空軍に
T-1A練習機として180機引き渡されています。このほかにも航空自衛隊がT-400練習機として13機導入して
おり、原型のMU-300と合わせると、1100機以上の生産数になりました。
なおビーチクラフトが企業再編によってホーカー・ビーチクラフトになったことで、その後ビーチジェット400も「ホーカー400」に名称を改めています。
空飛ぶ国民車を目指したライトプレーン
アメリカ製軍用機のライセンス生産は富士重工(現スバル)でも行われており、そのノウハウを基に
開発されたのが「FA-200」です。
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