80年代中頃のFSX(現F-2)選定の時はF-1の後継機として

@現用機転用(F-4EJ改)
A外国機導入(F/A-18,F-16,トルネード)
B国産開発(三菱案)

以上の三案が建前上平行して検討された
A案も検討してた為にアメリカと欧州に調査団派遣やら
検討機体についての質問状やらを送付していた
アメリカの横槍というが横槍が入るようなことを日本側もやっていた
ペーパープランでしかない国産案と現用機との比較は不公平という主張も一理あった
それがF/A-18やF-16の改造案というものが出てしまう隙となった
防衛庁側も三菱等国内メーカーほど国産案に自信満々というほどでもなかった

F-3に関しては状況がFSX当時とは全く違う
日本側が建前でも外国機導入を検討してる様子もないし適当な候補機が海外に存在しない
XF9-1エンジンの出来を見て開発スタートするか否かだけの選択しか存在しない
F-35の追加購入を要請される可能性はあるがF-3とはほぼ別件扱いで対応可能だ
ボーイングには適当な候補機すら存在しない
流石にF-15やF/A-18の改造機を2030年代には新たに導入とはいかない
それとアメリカ側も80年代ほど戦闘機輸出に熱心ではなくなった

F-3に関しては日本側が純粋に技術的に満足なものが開発できるかということと
配備が進められるだけのコスト上の問題をクリアできるかにかかっている