1500発のロケット弾が撃ち込まれたが、アイアンドームは何発撃墜した?

実際、11日には480発のロケット弾が発射されたが、内、迎撃したのは200発強と約半分だ。
2011年の採用以降、IDFの発表によるとアイアンドームの命中率実績は85〜90%だった。
(ラファエル社は2020年に改良した最新モデルの命中率は100%と謳っている)

アイアンドーム1セットに付き80発のロケット弾に対応できる。
またアイアンドームに使われるTamir(タミル)ミサイルの射程は4kmから最大70kmになり、
その範囲でしか迎撃はできない
一か所に数百発撃ち込まれれば、例え範囲内であっても対処しきれない。

誘導弾ではないロケット弾は構造が簡単で安価に製造でき、安い物は一発あたり500〜600
ドルとされている。1000発作っても50万ドルだ。
それに対し、精密誘導兵器であるアイアンドームのタミルミサイルのコストは非常に高い。
単価は公表されていないが1000発のロケット弾を迎撃するのに必要なコストは4000万ドル
といわれている。1000発あたりの価格差は実に80倍だ。

安価なロケット弾を引き続き大量に撃ち込まれれば、IDFは資金的に疲弊し、軍の金庫は空
になる。もちろん、そうなる前にIDFは強硬策にでるであろう。
ttps://milirepo.sabatech.jp/1500-rockets-were-shot-but-how-many-iron-dome-shots-down/

でもやっぱりすごい