【ソウル時事】
21日付の韓国主要各紙は、天皇、皇后両陛下が20日、
古代朝鮮半島にあった高句麗からの渡来人を祭った埼玉県日高市の高麗神社を参拝されたことについて、
「私的な旅行の一環だが、歴代日王(天皇)で初めて」と写真付きで詳しく報じた。

中央日報は、天皇陛下が2001年の会見で
「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」と述べたことなどを紹介。
「韓国の歴史と文化に関心を示してきた」と伝えた。

中央日報や朝鮮日報によると、陛下は、神社を案内した宮司に
「高句麗はいつ滅亡したのですか」
「高句麗人と百済人は、どのような違いがあるのですか」などと質問し、強い関心を見せたという。東亜日報は
「天皇は訪韓に意欲を示してきたが、実現していない」と指摘。
「18年12月または19年3月に退位するとみられており、在位中の訪韓は難しい状況だ」と解説した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170921-00000086-jij-kr