トランプ氏の支持率上昇、超党派の姿勢が奏功=WSJ/NBC調査

 ドナルド・トランプ米大統領の支持率が上がっている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCテレビが共同で行った最新の世論調査結果によると、
大統領が政府債務上限の一時引き上げとハリケーンの被害復興支援を一体化した法案をめぐり、議会民主党指導部と合意したことについて、国民から幅広く支持を得ている。
 トランプ氏が債務上限問題で、共和党指導部の頭越しに民主党のチャック・シューマー上院院内総務(ニューヨーク州)およびナンシー・ペロシ下院院内総務(カリフォルニア州)と合意を成立させたことについて、
「支持する」は71%に達し、「支持しない」はわずか8%にとどまった。
 共和党支持者の間では、同党のミッチ・マコネル上院院内総務(ケンタッキー州)と、ポール・ライアン下院議長(ウィスコンシン州)の仕事ぶりに不満を持っている人は60%近くに上った。
マコネル、ライアン両氏の不人気度は全国的に名前が知られるようになって以降で最悪の水準になっている。
マコネル氏を否定的に見ているのは有権者全体の41%で、共和党支持者の間では25%だった。ライアン氏の不支持率は全体の40%で、共和党支持者の間では21%。
 世論調査では、トランプ氏がシューマー、ペロシの両氏の提案を受けて、3カ月間の債務上限の引き上げとハリケーン被害復興支援を一体化させた法案で合意したことについて、民主党支持者では73%、共和党支持者では66%が賛成した。
ヤング氏は、トランプ氏が超党派の姿勢を示したことは、大統領としてまだ「第3の道」を見いだせる可能性があることを示していると分析する。

ttp://jp.wsj.com/articles/SB10169135593868663372204583407582975798000

民主党と協調した事で支持率の上がるトランプ大統領