トランプ氏は「金ぴかゴリアテ」 ジンバブエ大統領、国連演説で批判

ジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(93)は21日、国連総会(UN General Assembly)で行った演説で、米ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を「金ぴかの巨人ゴリアテ(Goliath)」だと批判した。
「われわれの何人かは」と話し出したムガベ氏は、そこでいったん言葉を切り、強調するため間をおいてから「聖書に登場する金ぴかの巨人ゴリアテの復活めいたものを目にして、恐れるとまではいかずとも、困惑させられた」と述べた。
「ここに集まっているわれわれの真ん中に、他国を滅ぼすと脅迫するゴリアテが復活するのか?」とムガベ氏が続けると、議場内には拍手がわいたが、米外交関係者2人は無表情で聞いていた。
 さらにムガベ氏は、「米国の大統領トランプ氏へ言わせていただくならば」と名指しし、自画自賛や大風呂敷を広げるという意味の英語にかけて「トランペットを吹くならば、結束や平和、協力、連帯感、対話といった価値観につながる音楽的なやり方で吹いていただきたい。
こうした価値観こそわれわれが常に支持してきたもので、それはわれわれにとって極めて神聖な文書である国連憲章(Charter of the United Nations)にしっかりと書かれている」と語った。

http://www.afpbb.com/articles/amp/3143904

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