インド陸軍、国産対戦車ミサイルについて、もっと試験してからでないと買わないと述べる。
開発陣はナグ対戦車ミサイルの開発完了を宣言したが、陸軍は寒冷地や熱帯地方での
試験が行われておらず、その試験をするだけで1年はかかると述べた。

また陸軍は、ナグ対戦車ミサイルは50万米ドルでイスラエル製スパイク・ミサイルや
アメリカ製ジャベリン・ミサイルの倍の値段と高いことを問題として挙げている。
高コストの理由の一つとして、国産の熱探知センサーが基準を満たさず、
タレス社やラファエル社製のセンサーを用いていることがあるという。

インド陸軍は直近で2000発、長期的には8000発の対戦車ミサイルを必要と
しているが、ナグはBMP-2装甲車に搭載して形でのみ試験が行われ、それ以外では
試験が行われておらず、計画自体も10年以上遅延していることから、
個人携行用対戦車ミサイルはラファエル製のスパイクを輸入することを
インド国防省は決定した。またヘリ搭載用空対地型のナグは開発の初期段階で、
空軍が同種の兵器を欲しがる場合は海外製のものを輸入することになるとのこと。

https://www.defensenews.com/land/2017/09/29/indian-army-wants-more-tests-before-ordering-homemade-anti-tank-missile/

インドの試験、ガバガバ過ぎるだろ...。
というかスパイクやジャベリンより高いATGMなんて余程高性能でもない限りいらんだろ...。