「中国の夢は、強国の夢である」

2012年12月8日午前、習近平新総書記、新中央軍事委員会主席は、
初の視察として、深圳の蛇口港に停泊したミサイル駆逐艦「海口」の甲板上にいた。

その二日後、習近平主席は、当時の第42集団軍の演兵場の、砲火轟鳴の中にいた。
その場で習近平主席は「強国の夢」を説いた。
「中国の夢」を説いてから、わずか10日後のことだった。

「中華民族の偉大なる復興という中国の夢は、強国の夢である。軍隊で言うなら、強軍の夢だ!」

約170年前、アヘン戦争によって、中国は西欧列強に痛めつけられ、そこから苦難の道を歩んだ。
1860年の第2次アヘン戦争では、1.8万のイギリス軍と7000人のフランス軍が、皇帝の園庭である北京の円明園を灰塵にした。

2012年11月15日、初めて中央軍事委員会を招集した習近平主席は、
「必ず国家主権を守っていく」と宣言した。

「強国のためには強軍が必須である。強軍によって初めて国は安まる。
強国強軍は、中華民族の百年の夢想なのだ!」

2013年3月11日、全国自民代表大会(国会)の人民解放軍分科会で、習近平主席は説いた。

「中国共産党の指揮に従い、戦争ができて戦争に勝てる、態度の良好な人民軍隊を建設することは、
共産党の新たな形勢の強軍目標に合致したものである」

2013年4月9日、習近平主席は海南島・三亜部隊を視察し、
「強軍戦歌」を聞いた。兵士たちは高らかに歌う。

「将軍たちは党の指揮に従う。戦争ができて戦争に勝てる。
対度良好、強敵を恐れず、敢然と、祖国の決戦勝利を目指して戦う♪」