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1648年にウェストファリア条約(ヴェストファーレン条約)が締結され、近代ヨーロッパが誕生した。
それは、その後のヨーロッパ中心の世界の構築を意味した。

だが400年近く経って、世界は大きく変化した。
新興国家が台頭し、世界の中心はヨーロッパからアジアに移った。
習近平主席は語る。

「われわれが壮大な発展を遂げると、それだけ大きな抵抗や圧力に遭う。
外部との多くのリスクに直面することは、わが国が大国から強国へと発展を遂げる中で、回避できないチャレンジなのだ。
それは、中華民族の偉大なる復興を実現するため、避けて通れない関所のようなものだ」

かつて南宋は、当時の世界経済の75%以上を、一国で担っていた。
中国は再び、復興していくのだ。習近平主席は、
「経済と国防の実力アップは、同時に進めていくものだ」と述べている。

中国は、この30年近く戦争をしていない。
2014年8月29日、党中央政治局の集団学習会で、国防大学の肖天亮副学長が、世界の主要国家の軍の状況を説明した。