329名無し三等兵2017/10/09(月) 11:45:32.38ID:34OVY3LR>>335
>214名無し三等兵2017/10/06(金) 16:54:06.57ID:LtiH7Flz>215
>半装軌車が現在使われていない理由ってなんですか?

>215名無し三等兵2017/10/06(金) 17:25:22.61ID:qZ9O9bJv>217
>214
>2010年頃にはまだイスラエル陸軍がM3ハーフトラックを使っていたはずです。
>急場のしのぎで作るにはいいですが、現代の進んだ技術を元に装備しようと思えば
>全装輪、あるいは装軌の方が良いわけで。

「半装軌式で完全に戦車に追随できる兵員輸送車を作ることには無理があり、
技術の進歩と共に全装軌車両の速度や信頼性と装輪車両の不整地走破能力の双方が向上し、
半装軌式のメリットが消失していったこともあって、戦後は殆どが全装軌式か全装輪式となった」

「抵抗の大きな全装軌車は、装輪式と同じ速度を出すために2倍以上の馬力が必要であり、
変速機もその馬力に耐える必要があるため、「製造コストが高い」「信頼性が低い」「整備コストが高い」「稼働率が低い」「運転と整備の技術を習得するための時間が長い」などの問題点を抱えていた。
これらの問題点は現代においては技術の進歩により解決されているが、当時の技術水準では未解決だった。
特にエンジン技術が未発達で現在よりも馬力の劣るエンジンしか無かった当時では、
速度と経済性を高める為には両方の長所を半分ずつ持った中間的な半装軌車式が採用されることになった。
また、当時の全装軌式車輌は左右の履帯を二本のレバーで操作する方式のため操縦が難しく、普通のステアリングで容易に操縦できる点も大きな利点であった。
しかし、

半装軌式で完全に戦車に追随できる兵員輸送車を作ることには無理があり、技術の進歩と共に全装軌車両の速度や信頼性と装輪車両の不整地走破能力の双方が向上し、半装軌式のメリットが消失していったこともあって、戦後は殆どが全装軌式か全装輪式となった」

下記、ウィキペディアの半装軌車を参照ください。