ロヒンギャ危機のミャンマー西部ラカイン州に投資をつぎ込む中国

 国営新華社(Xinhua)通信によると中国はミャンマーに対し、軍事政権下だった1988年から2014年までに150億ドル(約1兆7000億円)以上を投資した。投資先の大半を占めたのは鉱業とエネルギー資源だ。さらに、世界から孤立していたミャンマー軍政に武器も援助していた。
 こうした支援の中には、現在の対ロヒンギャ弾圧の中心地の南方にあるチャウピュー(Kyaukpyu)に90億ドル(約1兆140億円)規模の深海港や経済特区を開発する計画も含まれている。中国の投資金融グループ「中国中信集団(Citic Group)」が2038年までに行う予定だ。
 中国は政情が不安定なラカイン州に資金をつぎ込んできた。今年4月には同州から中国雲南(Yunnan)省までをつなぐパイプラインが、24億5000万ドル(約2800億円)を投じて開通し、中国政府は中東からの原油を輸入する主要ルートを確保した。

http://www.afpbb.com/articles/-/3144875


イスラム&リベラルか中国
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