>>32
1985年くらいに、アメリカがF404を日本独自の機体に対しては売らないと断ってきたところで
その話が持ち上がったらしいねえ

その時に問題になったのは「アフターバーナーって試してないなあ」だったんだと
それでXF3-IHI-400が1990年に試験され、成功している

ここで重要なのは、IHIが1985年に「日本でエンジンが国産出来るかも」と言い出したのは
RJ500を開発していてとにかくコア流量多めのエンジンでもまあ動かせていて、ホットコアはロールスロイス製だったが
日本がいくら内部を調べても良い契約だったって事だな

もしブッシュ大統領がF110を断っていたら、本当にF100で頑張ってたかなあ?
F3で名前が同じでもT-4に使われているものはアドーアからABを外した程度だったが
XF3-IHI-400は圧縮比、タービン直前温度などでF404相当になってる、というのは、アメリカの要人には伝わってたかもなあ

XF5についても「F3と類似サイズで作ってくれ」って指示があったらしいんだよね
IHIとしては、もっと大きく作った方がかえって楽だった(熱伝導による強度低下の影響を
あまり考慮しないで良いので)って話だったんだよな

で、XF5→F7による国産P-1の開発に繋がっていく訳だが

そこの駆け引き、すっげー微妙だったりw