>>3
> F404だけ売ってもらえるという甘い甘い見通しが成り立つなら出来た、という人が
> 国内の技術者には多い
>
> 一方でMRJなどの問題を針小棒大に引っ張り出して不可能だったという人もいる

MRJの難産の理由としては機体の設計の問題(つまりMHIの航空機開発能力の問題)も皆無じゃないが
それよりも自衛隊専用機は該当しないFAAの耐空証明クリアってのが難関になってるわけで
自衛隊の戦闘機にとっては無関係な部分での難産だからあまり参考にはならないでしょ

まあ少し甘いかも知れないが上の2つだと前のほうが当時の日本の実情に近かったとは思う
エンジンさえあれば空力設計とか兵装搭載とかは自分たちでやってもちゃんとしたものが出来たはずってね

ただ、その独自設計の結果として誕生した支援戦闘機はT-2/F-1の時のように「どこかで見たような機体」になっちゃった
可能性が極めて高いとは思うけどね

まあアメリカからF-16ベースでやれって強制された結果、独自開発の候補エンジンのF404でなくてF110をライセンス生産できたんだから
エンジン技術の習得向上にとっては災い転じて福となったんじゃないの?

日本が戦闘機を独自開発しようとする度に常に枷になってたのは戦闘機用のエンジンを自前で用意できないことだったんだから
機体設計能力の向上以上にエンジン設計技術の向上こそが我が国の独自戦闘機開発の上で最優先課題だったわけで
(戦前・戦中のレシプロ時代まで遡っても我が国の戦闘機にとっては常にエンジンがネックだったし)

その面ではあの時点でNo.1の戦闘機用エンジンのライセンス生産って最高のレッスンができたんだからさ、IHIは

F-2開発史を振り返って俺はそう感じてる