【京都市】システム刷新に失敗した京都市、ITベンダーと契約解除で訴訟の可能性も
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/101101158/

 京都市は2017年10月11日、NEC製メインフレームで稼働している基幹業務システムの刷新プロジェクトについて、
バッチ処理プログラムの移行業務を委託していたシステムズ(東京・品川)との業務委託契約を解除したと発表した。
作業の遅れで京都市は既に稼働時期を2017年1月から2018年1月に延期していたが、それがさらに遅れて
2020年になる見込みである。新システムの稼働時期は、当初予定よりも3年以上の遅れとなりそうだ。

システムズとの契約解除を公表した京都市のWebサイト
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/101101158/ph01.jpg?__scale=w:500,h:424&;_sh=03304108b0

公式(お知らせ)大型汎用コンピュータのオープン化に係る受託事業者との契約解除について(平成29年10月11日)
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000226890.html

京都市は2014年から81億円を投じて、国民健康保険や介護保険といった福祉系のほか、徴税、住民基本台帳の
管理など18業務を担っている基幹系システムの刷新プロジェクトを進めてきた。現行システムは30年前に稼働し、
COBOLで構築している。

 既に京都市は、福祉系のオンライン処理の刷新を予定通りに終了させている。地場のITベンダーなど5社が落札し、
COBOLプログラムをポルトガルのアウトシステムズ製の超高速開発ツール「Outsystems Platform」を使って刷新した。
(以下略)

ああ、COBOL、COBOL、COBOL・・・