>>930
その通りだ。私のヴェトナム語は非常にレヴェルが高く、電話で話していると
ネイティヴと何ら変わりはないのだ。ノビーなどは自称オイルマンの類であり、
いくら空手のブラック・ベルトだろうが、私の体格の前では雲散霧消だと言えよう。
ブルマンも熱くなると悦に入ってしまう傾向にあり、戦場では長生きしないタイプだ。
そんな連中と一緒にされる私の身にもなってもらいたい。私は腐っても元大尉だ。
本来なら私に対する者は皆敬礼すべきだが、最近の若い編集者は「やあ、柘植先生!」
と挨拶するのだから始末が悪い。彼らに「キャプテン」と呼ばれても、なんだか莫迦に
されているようで実に腹立たしいのだ。