今年もノーベル賞の季節となり、日本も関わる2つの賞の発表がありました。

平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。
核兵器の問題に関し、日本の立場は複雑ですが、
本当に長いながい年月にわたる広島、長崎の被爆者たちの努力により、
核兵器の非人道性、ひと度使用された場合の恐るべき結果等に
ようやく世界の目が向けられたことには大きな意義があったと思います。
そして、それと共に、日本の被爆者の心が、
決して戦いの連鎖を作る「報復」にではなく、
常に将来の平和の希求へと向けられてきたことに、世界の目が注がれることを願っています。

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO22462400Z11C17A0000000/