しかし、この記事を読むと、防衛庁が米軍からM16(M16A1ではない)を
借用して、装備実験隊と空挺部隊などにおいてM16配備を検討していた事実
があったことが分かる。
防衛庁がM16の配備を諦めた理由が述べられている箇所を次に引用する。

1.有効射程が200mぐらいしかない、近接戦闘用火器であるため、
  使用範囲が限定され、戦場における多用性が乏しい。
2.M16小銃の操作性は見るべきものがあるが、軍用小銃としては信頼性に乏しい。
3.連射時の発射速度が速く、命中精度が低いので頼りない。
4.小銃の2重装備は補給等から問題が多い。
ttp://jisakujien.org/2016/04/16/developmental-history-of-howa-type-64-89/