追加要件を実装しなければ、このシステムは使いません――「旭川医大の惨劇」解説その1:IT訴訟解説
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000001-zdn_ait-sci

>・札幌高等裁判所 2017年8月31日判決から
>旭川医科大学は、2008年8月に、電子カルテを中核とする病院情報管理システムの刷新を企画し、NTT東日本に
>開発を依頼した。
>しかし、プロジェクトの開始直後から、現場の医師たちによる追加要件が相次ぎ、プロジェクトが混乱した。NTT
>東日本は、1000近くに上る追加項目のうち、625項目を受け入れた上で、仕様を凍結(もうこれ以上要件の追加、
>変更は行わないことで合意すること)し、納期も延長することになった。
>ところが、仕様凍結後も現場医師らの要望は止まず、さらに171項目の追加項目が寄せられ、NTT東日本は、
>このうちの136件の項目を受け入れたが、開発はさらに遅延し、結局、旭川医大が期日通りにシステムを納品しな
>かったことを理由に、契約解除を通告した。
>これについてNTT東日本は、「プロジェクトの失敗は旭川医大が要件の追加、変更を繰り返したことが原因だ」と
>損害賠償を求めたが、旭川医大は「NTT東日本が納期を守らず、テスト段階での品質も悪かった」と反論し裁判に
>なった。

どっちが悪いのだろう?_