英人材大手のヘイズは27日、グローバルの人材需給調査を発表した。
企業などで必要とされるスキルを持った人材と、
労働市場で実際に供給される人材の需給を示す「人材ミスマッチ」で日本は33カ国中、下から3番目だった。

ビッグデータ分析や人工知能(AI)開発など高度な人材が不足しており、
人材獲得や生産性向上に向けて、企業や政府の取り組みが必要になりそうだ。
略)
ヘイズ日本法人マネージング・ディレクターのマーク・ブラジ氏は
「日本の失業率の低さは各国の羨望の的だが、
必要とされる高度な技能を持った人材が供給されておらず、
生産性の高さにつながっていない」と話した。

複数の言語能力や、IT(情報技術)などの専門知識を持つ高度人材の給与についても、
日本は中国などに劣り、人材を引き寄せられていないとしている

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22786040X21C17A0000000/