昭和天皇は作戦の講評はしたが、決して作戦そのものをどうこうしようとはしなかった
開戦の決断でさえ、天皇の意志は働かなかった

彼が禁を犯してまで自ら動こうとしたのはたった2度
2.26の鎮圧と終戦の決断だけ
いずれも「陛下にそこまでさせるのは恐れ多い」と、意を忖度した政府が動いたが
この2回だけはまぎれもなく解決に天皇の意志が働いた