日銀が31日に公表した「展望リポート」は思うように物価が上がらない日銀の“苦悩”が垣間見える内容となった。
日銀はインターネット通販などでの競争激化を要因に挙げているが、世界経済の好調を受けて米欧が金融緩和策の縮小に向かうなか、日本のもたつきが鮮明になっている。

 「最大の理由は携帯電話の通信料がかなり下がったことだ」。
日銀の黒田東彦総裁は同日の記者会見で、物価上昇率の見通しを下方修正した背景を説明した。

 さらに足元ではスーパーマーケットの値下げ合戦が拡大。インターネット通販の普及も物価を押し下げる要因となっている。
 
http://www.sankei.com/economy/news/171031/ecn1710310051-n1.html

携帯通信料とか競争なかっただけでしょうが