>>前MIRV

私はこの分野については全く素人で詳しくなく申し訳ないのだが、
多弾頭化は魔法でも何でもなく、単にペイロードの範囲内で
複数の貨物を輸送するようにしているに過ぎない。
弾頭個体の自由機動範囲は弾頭個体が発揮し得る加速量と
弾着までの残り時間に制約される為、攻撃側ミサイルが
高速化すればするほど「迎撃困難化のための多弾頭化」は筋が悪くなる。
(弾頭の機動自由度を上げる=弾頭サイズの縮小)

また迎撃側からすれば多弾頭化が困難(意味が薄くなる)となるのは
終末防御だが、一目標に対し多数の弾頭を投入する蓋然性は高いとは言えない上、
その場合においても単純にミサイルの弾頭の多弾頭化によって対応自体は可能である。

初めから見ればお分かりだろうが、私は「現有兵器システムとして○○が存在するので××は可能」
という話ではなく、単純に物理と兵器システムとしての運用コストの話をしている。