1990年代末に
NASAのUARSという地球環境観測衛星の姿勢制御用の燃料が尽きてきて
NASAは廃棄する予定だったんだけど、アメリカ地球物理学会は
UARSをシャトルで持ち帰り燃料を再補充して、観測機器もメンテして、また軌道に戻したいと
科学者の署名もつけて嘆願したんだけどダメだった
一度打ち上げた衛星というのは、そのデータを受信したり、解析したりする地上のシステムがそろっているので運用が楽なのと、
地球環境変動という長期間の観測が必要な分野において長期観測してもらった方が良かったからだったんだけど

E-3とかB-52が更新できないのもバックにあるシステムが膨大で
それ込みで刷新すると莫大な経費や練度が高まるまでの空白ができるので
なかなか難しいのだと思う