>>143
端的に要約してあるものとしては、イザベラ・バード女史の「朝鮮紀行」の当該箇所を超オススメ。自分なぞの悪文では及びもつきません。

…まぁ自分なりにざっくりと言えば、日本語で運の変動を指す”つき(語源は憑き物)”の観念をどこまでも拡張したというか。
”馴致せぬ精霊”としての見えない鬼神や何やらでこの世は満たされていて、シャーマンが不可視のそれと交感し予言や呪術をなす世界ですね。
実例としてはクネの占い師がそうですな。アレもなにか口寄せの類をやってみせたそうですし、現代に生きる原始シャーマニズムの典型っすな。