1950年2月にイギリスで、ドイツ出身の核物理学者クラウス・フックスがスパイ容疑で逮捕された。
彼は、マンハッタン計画でアメリカの原爆製造に貢献したが、同時にソ連に機密情報を流していた。
 そこから芋づる式に、同年6月に米国で、ロスアラモスの核施設に勤務していたデヴィッド・グリーングラス
(エセルの実弟)とその妻ルースが、そしてローゼンバーグ夫妻が逮捕された。
 1995年にベノナ計画の資料の一部が初めて公開されたことで、現在では、ジュリアスが多くの
機密情報をソ連に流していたことは、明らかになっている。
https://jp.rbth.com/arts/2013/06/19/43633