11歳少女と性交の男に無罪評決 フランス

http://www.afpbb.com/articles/-/3150241?pid=19545922

 2009年、当時22歳だった被告は当時11歳だった少女と公園で性行為に及んだ。
その後、少女が妊娠したことから家族の知るところとなった。

 だが被告は、性交は同意のうえで行ったものであり、さらには少女が自分は14歳でもうすぐ15歳になると
年齢を偽っていたと主張していた。

 フランスでは同意に基づいた性交が法的に認められるのは15歳以上だが、強姦(ごうかん)罪で有罪とするためには
性交で同意がなかったことが証明されなければならない。

 しかし検察官のドミニク・ロレンス(Dominique Laurens)氏によると、パリ郊外セーヌ・エ・マルヌ(Seine-et-Marne)の
刑事裁判所での2日間の審問を経て7日に行われた裁判で陪審団は、「強制、脅迫、暴力、不意打ち」などレイプという犯罪を
構成する要素は立証されなかったとの評決に達した。