占星術の学者たちが帰って行くと、主の天使が夢でヨセフに現れて言った。

「起きて、子供とその母親を連れてキスカから逃げ、わたしが告げるまで、
そこにとどまっていなさい。ヘロデが、この子を探し出して殺そうとしている。」

ヨセフは起きて、夜のうちに幼子とその母を連れて大湊へ去り、
ヘロデが死ぬまでそこにいた。