ラカインの位置。まあ西ビルマってところ
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1950年代初頭まで中央政府の力が充分に及ばない地域として残された。
東パキスタンで食糧不足に苦しんだベンガル人(ムスリム)がラカインに流入し、そのことが仏教徒との対立をさらに強めた。
流入したムスリムのなかには、1960年代初頭に政府軍によって鎮圧された、
ムジャヒディンを名乗るパキスタン人の率いた武装反乱勢力も存在した。
この混乱期において、ラカイン北西部に住むムスリムの「総称」として名づけられたロヒンギャだった。
現在、ロヒンギャの名前を付した文書として最も古く遡れるものは、1950年に彼らがウー・ヌ首相に宛てた公式の手紙である。

つい最近の名称

>ビルマ政府のロヒンギャ排除の態度は、1960年代半ばから一貫している。
>50年以上はバングラデシュからの「不法移民」という認識を貫き、土着の民族として認めることなく、
>国籍も付与せず、「(不法移民の)ベンガル人」という呼称を用い続けている。
>一方のバングラデシュ政府も、ロヒンギャを自国民とは認めず、ビルマに属する民族集団だと主張する。
>ロヒンギャはこうして両国から排除され、事実上の無国籍状態にある。


アイヌと比較されるんだけど日本政府はアイヌを自国民と認めてるからな