5トンのエンジン作れるから15トンも作れるという説もいいんだけど
防衛省も自信があれば最初から10トンや15トンを作ってたと思うけど
自信が無いから5トンから始めたわけで、逆に言うと15トンは無茶苦茶難しいわけ
簡単な5トンができたから15トンも簡単だろうと考えるのは間違いね

それよりもIHIの現場では、F-2の生産終了と同時にF110のライセンス生産も終了していて
戦闘機用エンジンのラインが無くなってしまい
技術をどう継承するのかが課題になっているので、かなり深刻

日経ビジネスの2010年の記事でも
>伊藤(IHI元社長) 防衛省向けの戦闘機「F2」が2011年度に生産が終了するため、
>IHIがライセンス国産を担当するGEの「F110」エンジンもなくなります。
>そこで現場の技術をどう維持するのかが大きな課題になります。
>優秀な技術者を「畳の上の水練」にするわけにはいかない。
>一度、ほかの部署に移せば、再び戦闘機エンジンの国産をやろうとしても難しい。生産現場でも同じです。
>それよりも、戦闘機エンジンの国産をやることが日本の航空機エンジン産業の技術力の強化につながってきました。

>例えば、現在の主力戦闘機である「F15」のエンジンはP&Wの「F100」です。
>ここでもエンジンの心臓部であるタービンのブレードに冷却用の穴を開けるのですが、
>我々がやってみたものをP&Wが品質的にOKなのかどうかを検査してくれた。
>それで技術が磨けたりしたのです。それ以降は米国からの技術供与がどんどん限定化されてきました。

F7エンジンがあるとはいえ戦闘機用じゃないしね