>>883
うーん…(´・_・`)
実は普通科連隊の運用教範で、精神うんぬんについて語ってるのはその1ページしかない
だからこの一節を針小棒大に取り上げて、「陸自と旧軍の親和性が」と喧伝するのは如何なものかと思う
自衛隊の師匠分であるアメリカ陸軍も、野戦教範(FM)に於いて、「retain its flavor and spirit」と精神論について言及する項がある。
1944年のノルマンディーで孤軍奮闘する第29歩兵師団の一人の兵士を。
1862年のヴァージニア州で自分たちの二倍の戦力を誇る北軍へ戦いを挑んだストーンウォール旅団を。
今も米軍は最大の賛辞をもって称えているんだ
古今東西の軍隊において、兵士という職業者は、自らは如何なるために戦うのか、その動機は、目的は。胸に手を当て自問してきた。
そうした部下の問いに答えを用意してやり、人を殺し殺されることの名誉を与え、士気を鼓舞することが指揮官たる役割なのだと俺は思う
ただそこに利益があるから。内なる殺人や破壊の衝動に駆られたから。
そういった理由では、かつてスカンディナヴィア人が「狂戦士」と呼んで蔑んだような、武器を持った獣と違わなくなるよ