>>765
それに安易に日本が宗主国を米国から中国に乗り換えたとしても、今度は逆に
日本が米国からの核攻撃に晒されるリスクを覚悟しなければなりませんが、
そうなると日本は中国の核の傘に依存するしか無くなります。

しかし、中国の核の傘を当てにすると言う事は、中国は日本が核攻撃を受けた場合、
中国は問答無用で敵国に報復核攻撃を行う保証がある・・・
と言う確約が無ければ、到底当てになりません。

冷戦機の米ソ両国は、それぞれの傘下の同盟国に対して核の傘を提供し、報復核攻撃を
代行する確約を与える事で、同盟国を繋ぎ止め、核拡散も抑止してきました。

しかし、例え日中が同盟になったとしても、中国は東京が核攻撃で吹き飛ばされたと
しても、馬鹿正直にワシントンやニューヨークを報復核攻撃してくれるのだろうか?

それとも、自国の安全の為に日本が焼き払われても、そこで勝手に戦争を終わらせて、
日本だけが一方的に切り捨てられて滅んでしまうのでは?

と言う疑念は常に付きまとうし、そもそも北朝鮮にしてからが、有事の中国の核の傘が
全く当てにならない(北朝鮮が米軍の
核攻撃で焼き払われても、報復核攻撃をやる可能性は殆ど無い)、と言う事を思い知って
いるからこそ、世界を敵に回し孤立してでも自前の核兵器保有に固執するのですが。