SS-GB ナチスが戦争に勝利した世界
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もしもナチス・ドイツが戦勝して、英国を支配していたら・・・
1941年、英国はナチス・ドイツに降伏。チャーチル首相は処刑され、国王は幽閉され、
ナチ親衛隊による圧政に英国民は苦しんでいた。
そんな中、ある殺人事件を担当したロンドン警視庁のアーチャーは、国家を揺るがす大きな陰謀へと巻き込まれていく・・・。
原作は、スパイ小説やノンフィクションの巨匠として名を馳せる英国の作家レン・デイトンの同名小説。
バトル・オブ・ブリテンは、ヒトラー率いるドイツ軍とイギリス軍による航空戦で、
ドイツはイギリスにおける制空権を確保することなくソ連戦を前にこの作戦を中止した。
事実上、英国の勝利で終わった戦いだが、もしこの時、ドイツがイギリスに勝利していたら歴史はどう変わっていたのか?
という観点で描かれ、2017年2月に英BBC Oneで放送された。

舞台となるのは1941年のロンドン。チャーチルが処刑され、スコットランドヤードもドイツ軍の指揮下となった状況で、
“ヤードの敏腕刑事”と呼ばれたアーチャーが、闇取引に関わる殺人事件を捜査するところからストーリーは展開する。
この殺人事件のミステリーと平行して、ナチスとレジスタンスの攻防やラブストーリーが巧みに織り込まれ、
歴史ドラマ、ヒューマンドラマとしての魅力も併せ持つ。
「SS」とはドイツ語で(Schutzstaffel:シュッツシュタッフェル)、親衛隊を意味する略語で、
「GB」は、ドイツ語で英国を意味するグロース・ブリタニアン、翻訳本では「SS-GB」で“英国本土駐留親衛隊”と和訳されている。
(*発音は「エスエスゲーベー」)。
主役のダグラス・アーチャーを演じるのは、2008年にバーバリーの広告モデルを務めたルックスを持つほか、
映画「マレフィセント」への出演など、注目を集める英国の人気俳優サム・ライリー。
また、「007」シリーズで「ワールド・イズ・ノット・イナフ」から「スペクター」まで6作を共に手掛けたニール・パーヴィス、
ロバート・ウェイドによる脚本で緊迫感あふれる大作が完成した。


毎度無視されるイタリア
第1話の再放送が11/30(木)20:00-からあります