>>160
そもそも彼女は、本当にあなたを愛していたのだろうか?
彼女にとってのあなたは、あなたのお兄さんに近付くために踏む台のような位置付けだったのかもしれない
愛する人を手に入れる。そのためなら、好きでもない相手に愛を囁いてやってもいい。唇を交わしてやってもいい。床を共にしてやってもいい
何重もの仮面を重ね着して、自分の心を偽ることに長けた女性は、星のようにうんといる
地下市場で一夜きりのオークションにかけられ、たっぷりのスポットライトを浴びて研を競う厚塗りの娼婦と変わらないと俺は思うけれどね
今あなたに必要なことは、忘れること。思い出を新しく積み立てていくこと
夜な夜な枕を掴んで涙を噛むこともあるだろうが、ゆっくり立ち直って欲しい